香味の強いゆずが採れ「日本一のゆずの里」と評される木頭ゆず。
旧木頭地区は剣山の中腹に位置し昼夜の寒暖の差が激しいため、香味の強いゆずが採れると言われています。
イルローザでは旧木頭地区で無農薬・無化学肥料で育てられた特別栽培のゆずを使わせていただいています。

徳島市内から車で約2時間半、旧木頭村西宇地区。
11月上旬に訪れると、畑の木々には黄色いゆずの実がたくさん実っていました。
また、 果汁の搾り方も “手搾り” にこだわっています。
機械搾りに比べると “手搾り” は果皮のえぐみが混じることなく、まろやかで香り高い風味が感じられます。

木頭では昔から各家庭でゆずを手搾りし、保存して一年中料理に使っています。
木頭で育った社長の岡田も幼い頃からこの手搾りのゆずに親しんできました。
→イルローザと神山森林公園イルローザの森
11月になると、こうして搾られたゆずの果汁とともに果皮が日々届けられます。
木頭ゆずの収穫は11月上旬から霜がおりるまでの約ひと月。
この間、もぎたてのゆずが届けられると社長も(!)含め、本社スタッフ総出で、ゆずの皮の下処理をし、シロップ漬けにして自家製ピールを作っていきます。
ひと手間もふた手間もかけたこのゆずピールは、木頭ゆずのマンマローザやさまざまな季節のお菓子に仕立てていきます。

下処理をしたゆずは下茹でして灰汁を抜き、グラニュー糖で焚きます。
この工程を3回繰り返し、自家製ピールが完成します。