Vision/私たちが目指すこと
想い、結ぶ、GIFTを。
イルローザのお菓子作り。
それはただ作り販売するのではなく、
そのお菓子がお客様と大切な誰かを繋ぎ、素敵な記憶になることまでを考え作ること。
そう、これまで私たちがひたむきに作ってきたのは誰かの想いを繋ぎ、結ぶ、贈り物でした。
30年以上に渡り、徳島という大地で育った素材を使い、美味しさを追求するために技術を磨き、手間暇を惜しむことなく、“お菓子作り”の先にある人と人の繋がりや夢や出会いを想像してきた私たちだからこそ、できることがきっとある。
お菓子という枠を超え、もっと沢山の人、企業、地域の想いを形にし、結んでいくGIFTを届ける。
それが私たちイルローザが目指す姿です。
始まりは、町の小さな飲食店
創業者の２人が切り盛りしていた飲食店には、仕事の合間に同僚と訪れる人、デートの食事で訪れる人、家族で訪れる人。様々な人が、様々な目的で訪れていました。
美味しい料理が並ぶテーブルの間に、楽しげな会話、思い出が生まれているのを、目の前で感じることができたのです。
「あれ美味しかったね」「あんなこと話したね」
ただひたすらに、美味しく安心して食べてもらいたいと願って作った料理たちは、そこに訪れた人と人を繋ぎ、誰かの人生のワンシーンに刻み込まれていくようでした。
この感動を、もっと広くたくさんの人に届けられたなら。
そんな想いが洋菓子を作るひとつのきっかけになり、徳島大学近くの助任橋に洋菓子専門店「イルローザ」１店舗目を開店しました。
ひたすらに、
美味しいお菓子をめざして
ある展示会で惚れ込んだジェラートをはじめ、洋菓子作りのノウハウがない中で生菓子や焼き菓子を作り販売。
地元の素材を使ったお菓子を主力に多店舗展開や外商、ギフトなどに領域を伸ばし、イルローザの存在と美味しさを広く届けていきました。
地元生産者が人生をかけて育てた素材の味を、最大限にお菓子作りに活かし、ただひたすら、美味しさにこだわり抜くため、摩擦を生みながらも技術の改良を重ね、時には手作業であっても手間暇を惜しまない。
そしてイルローザというブランド・お菓子の存在は、徳島の方々から長きに渡って愛される銘菓となり、店舗という領域を超えて、人と人を繋ぎ、人と生産者を繋ぎ、徳島という地域と人を繋ぐブランドになっていきました。
MISSION
ひとつのお菓子のために
私たちの仕事は、心の栄養であるお菓子を通じて、お客様に心豊かなひとときと思い出を提供することです。
常に安全性とおいしさを追求しながら、お客様に満足していただくことは何よりも大切なことですが、それだけが目的ではありません。
私たちにとっては毎日同じように繰り返されているお菓子作りや販売も、お客様にとっては特別なこと。大切な人への贈り物であったり、より思い出に残る記念日を演出する小道具であったりするかもしれないのです。
たくさんのお菓子の中のひとつが誰かと出会い、その人の夢や思い出作りに役立っているかもしれないと考えたとき、私たちの仕事の奥行きはもっと広がっていきます。
「おいしい」は「幸せ」という言葉の意味とよく似ています。美味しいと感じる条件、幸せだと感じる条件は一人ひとりに違いがあります。
たとえその人の味覚に合ったとしても、その日の気分や体調、ちょっとした出来事で条件は大きく左右されるはず。だからこそ安全とおいしさだけではない、まごころや笑顔、さりげない気遣いが求められるのです。
お菓子を作りながら「このケーキはどんな人が食べてくれるのだろう」、店頭で販売しながら「どんな想いを込めてプレゼントするのだろう」、電話で注文を受けながら「受話器の向こうにはどんな物語があるのだろう」、お菓子を通じて様々な夢や出会いを想像することはとても素敵なことです。
お客様に喜んでいただき、企業が繁栄し、社員一人ひとりがイキイキとした毎日を送ることができたら…だからこそ、私たちは『ひとつのお菓子のために』全力を尽くします。
